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歯医者さんと技工士さんのブログ
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2007年 04月 01日
私は、いつも、日曜日に畑に行くのは、実家の家族たちが気を使うだろうと思って、遠慮しています。次女のところへも行くのも、旦那さんに気を使わせてしまうだろうと思って、これまた遠慮。かといって、家族連れの姿が目立つ、スーパーも行く気がしません。でも、日曜日は、親友が頻繁に遊びに来てくれます。朝から電話があれば、遊ぼうの予約!今日も、そんな嬉しい予約が入って、親友の実家へ遊びに行きました。
親友の実家は、私の住むあたりから比べると、ぐっと山間にあります。結婚する前から、時々遊びに行ってました。今日の訪問は、もう数年ぶりです。親友の車で実家に行くと、おかあさんが縁側から顔を出して、ニコニコ迎えてくれました。 おかあさんが、外に出てくると、親友は 「おかぁちゃん、竹の子でてないかい?初物欲しいな!」 「どうだかなぁ?昨日、けいこ(親友の妹)が掘っちゃったぞ」 「いや、少しは残ってっぺー。○○子(私の事です)、掘ってくるべよ!」 というわけで、私たちは、竹の子狩りに行きました。 親友の実家は、少し窪地にあります。おかあさんの後をついて、家の横の土手を登ってゆくと、車が往来する生活道路に出ました。その道を横切って、土手を降りてゆくと、緩やかな坂道です。その坂道の右手は、見上げるような土手です。土手の上には木が沢山はえていました。左手に田んぼが続いています。田んぼの向こうには、雑木林。そのすそにそって、小川が流れています。こんな土地で収穫する米は、さぞや美味しい事でしょう。すでに、水が張ってある田んぼもあります。道を歩きながら、親友は、 「あ、あそこの田んぼ、二枚は、うちの田んぼ。あ、ここの土地は、うちの畑だったとこ。今は、作ってないんだ。でも、ここは竹の子とれない。あ、あそこはね、同級生の○○ちゃんち」としきりに説明してくれます。私は、頷きながら親友の後を歩きました。 道をしばらく歩くと、山に囲まれた平らな場所がありました。 「おかあちゃんもおとうちゃんも、本当に苦労して畑にしたんだよな。でも、もう畑作る人いないから、仕方ないよ」 と言います。 私には、親友が自然豊かな故郷を愛している事が伝わってきました。そこで暮らしている人よりも外で暮らす人にとっての故郷は、格別のものです。故郷は、ずーっと昔のままであって欲しいと思います。そこが、自分の原点の場所だから。私も、実家の周りの風景が、荒れてゆくのがとっても辛く悲しい。なるべく、守ってゆきたいと思います。 さて、竹の子は、まだ土から顔を出していませんでした。だから、土を踏みしめながら、足の感覚だけで竹の子を見つけます。足に神経を集中させて、歩きまわるのですが、私はぜんぜん見つけることができませんでした。でも、親友もおかあさんも、けっこう見つけます。さすがです。私は、少し諦めてボーっと地面を見つめていたら、発見しました!!!
by hanohasan
| 2007-04-01 19:54
| 日記
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